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墓石がまだで墓地だけ手に入れている場合

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墓石がまだで墓地だけ手に入れている場合ブログ:2014/8/15


あたくしは「クリスマス・ボックス」という本が大好きです。

この本を買ったのは、
もう10年以上前のこと…

小樽の大きな書店で
クリスマスシーズンに向けて、
目立つ場所にドドーンと山済積みにされていました。

厚さも大したことは無く
読みやすそうだな…と軽い気持で買いました。

あらすじは…

若い親父であり、駆け出しの自営業者である「あたくし」と
その嫁、幼いむすめの3人が、
街の大きな館に1人で住む老婦人のもとへ引っ越してきます。

表向きは
老婦人の身の回りの世話をする為に雇われたのですが、
実際のところ彼女は「家族」が欲しくて彼らを雇ったようです。

この上品で優しい老婦人には秘密がありました。
この秘密が解き明かさると共に、
「あたくし」は人生で大切なもの、
危うく自分が失いかけていた「宝物」に気づくのです。

この物語のテーマは「愛」です。
やさしく深い両親の「愛」です。

この物語の中で、
老婦人が「あたくし」にする質問
この世で最初のクリスマスの贈り物は何だと思う?
この質問の答えこそ、この物語を貫くテーマです。
そして、その深い愛に触れた時、あたくしは涙が止まりませんでした。

当時のあたくしは幼い頃から、
自分はこの世に生きていてよいのだろうか?
そんな思いがとても強かったのです。

家族はバラバラでしたし、親父は今も行方不明…
その家族に背を向けて生きていましたから。
家族が大嫌いだったのです。

あたくしは何の為に生まれてきたのだろうか?
生きていていいのだろうか?

そんな思いを心の底に押し込めながら、
表面上、あたくしは明るく振る舞っていました。

しかし、この物語を読んだ時、
この本に貫かれている思いがあたくしの心の中に浸透していき、
奥底に隠していたものに優しく触れたのです。

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