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誰にでも申し込むことが出来るお墓

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誰にでも申し込むことが出来るお墓ブログ:2014/3/23


俺には
リウマチを二十才で発病した叔母がいる。

その叔母はパパの妹で、
俺の記憶にある初対面の印象は、
パパが手を貸しながら車から降り、大きな瞳を細くし、
ゆっくりとおだやかに話す、キレイなお姉さんだった。

幼い俺にとって、
キラキラした瞳で誰にでも優しく接する叔母は、
「見て見て、俺のおばさんだよ」と
自慢してまわりたい素敵な存在だった。

だが、歩いて外出することは少なかった。
今思えば痛みのことなど理解できるのだが、
五才くらいの俺にとっては「外に行くのが嫌いなんだ」と思い、
一緒にショッピングに行ったり、遊びに行って欲しかったが
あまり積極的には誘わなかった。

小学生になり、
俺は学校の事などを叔母に語った。
俺のたわいもない話に、
叔母は面倒臭そうな顔一つせず、逆に何十分も話の相手をしてくれた。

そんな叔母が大好きで、
一緒に外出したいと強く感じた時、
俺は質問した。
「どうして外に行かないの?一緒にショッピングに行きたいな!」

すると、叔母は
「足が痛くてね、長い時間立っていられないんだ、ごめんね…」
と言った。

俺は「ごめんね」と言った叔母に
「しまった、悲しい気持ちにさせてしまった」と感じ、
さみしそうな表情をしていないかと思いながら、
叔母の顔をのぞくと…

叔母はいつものニコニコ顔で、話を続け、
「俺のこの痛みはね、他の人が痛い思いをしないように、
神様が俺だけにくれた痛みなんだよ。
あんたやあんたのおとうとや妹が
元気で痛い思いをしないで済むと思うと、
この痛みへっちゃらなんだよ。
だからあんたは俺の分まで元気でいてね!」
と言った。

今から10年以上も前のやりとりだが、
俺にはこの言葉が胸に刻まれている。
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