このサイトをご覧になっているということは、やはりお墓探しに役立てたいと思っていることでしょう。
お墓探しと聞くと難しいイメージがあるかと思いますが、覚えてしまえばきっと理想的なお墓を出会うことが出来るのです。 最近では都市部の墓地には、寿陵が非常に増えてきました。
従来までは墓地に占める割合は5%前後だったのですが、最近では全体の数十%にも及んでいるところもあります。お墓不足が深刻となっている東京などの都市部におきましては、早めにお墓を確保する人が多いことで寿陵がよく見られます。
これまでの日本というのは墓地がきちんと確保されており、お墓を建てることも簡単だったのですが今では変わってきているのです。

 

お墓を建てることによって子どもたちに負担をかけたくない人や早めに建てておこうという人などが多くなってきています。
そのような場合におきましては墓碑銘を赤く塗って、寿陵を建てることが一般的となります。

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都市部では墓地不足が深刻ブログ:2018/8/01

父親は五十二才の時、
交通事故で盲目となりました。

顔を四十九針も縫い、
フロントガラスで目の角膜を切るという
すさまじい事故でした。

体も大きく頑丈で元気の良かった父親は、
仕事も趣味もバリバリ頑張ってきた人だったので、
突然の盲目、しかも高齢という事で
おれたち家族や周りの人の心配は大きなものでした。
 
ちょっぴり短気で勝気な父親が
半年の入院を終え、視力ゼロになって帰宅した時、
家族は、はれ物にさわるように父親に接しました。

ところが皆の心配をよそに
退院後はだんだんと穏やかになり
笑顔をさえ見せるやさしい父親に変わっていきました。

高齢の為、点字こそ覚えられませんでしたが、
訪れる人と談笑し、ラジオを聞き、日本酒や食事を楽しみ、
後には盲人会の役員までこなすという
積極的な人生を送りました。

父親は七十九才で亡くなりましたが、
おれたち家族は、最後まで一度も
目が見えなくなって辛いとか苦しいとかいう
父親の愚痴を聞いた事がありませんでした。

おれには、食事に関して
父親のどうしても忘れられない思い出があります。
それは、毎日の「かつお節削り」です。

亭主関白で仕事人間だった父親が
台所に入ってくるという事は、
それまで見た事もありませんでした。

事故の後、いつの頃からか
毎朝、ママが食事の準備をしている横の食卓で
かつお節を削る…これが父親の日課でした。

味噌汁のだしや青菜のお浸し、大根おろし…など、
その当時の我が家の食卓には大事な必需品でした。

指先でカツオ節の方向や削り具合を確かめながら、
カッ、カッといい音を出しながら器用に削るのです。

冬になると
ママの漬けた極上の白菜漬に
父親の削り節をかけるのが、何よりのごちそうでした。

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