多くの人が利用をしているお墓というのは、それだけ条件や価格など様々な要素が絡みあって選んでいます。
つまり見た目だけ素晴らしいお墓であっても管理が不十分ではそれは良いお墓とは言えないのです。 永代使用料は一つのお墓の敷地内で全て同じではなく、面積や区画によっても異なってきます。
さらに、芝生墓地や階段墓地など形状や向き、そして生垣の有無などによって変わってきます。永代使用料というのは一般的に墓地の場所や地形、さらには開発費や設備費、道路や緑地のとり方などに使われることとなります。
また施設内容、そして寺院の格などによりまして決まってくることになりますので切磋万別なのです。

 

一般的に永代使用料は公営が最も安く、次に民営、そして寺院という順番で高額になってきます。
宗派や寺格によりましても異なりますので、各々の寺院に確認をするようにしましょう。



当然価格が異なる使用する区画の面積ブログ:2019/7/15

オレの家は1年中、
父の知らない秘密でいっぱいだった。

母と姉とオレは、
クリスマスも誕生日も雛祭りも、
ケーキを囲み歌を歌い写真を撮り、
イベントはきちんと三人で迎えてきた。

オレと母が、
また、姉と母が冷戦状態であっても、
父が家族の出来事に
くちを挟むことは殆どなかった。

仕事やつき合いで
いつも午前様か単身赴任だった生活も、
ようやく落ち着いた頃には、
もうむすめ達は部活や試験や遊びに忙しい学生になっていて、
家族みんなで食卓を囲むこともあまりなくなっていた。

そして就職、独立、結婚…
ますます距離が離れてゆくむすめ達に、
これが一般的な父とむすめのスタンスだと、
父の方も割り切っていたのかもしれない。

「ちょっと具合が悪いらしいの」
母から電話を受け実家に行くと、
父は布団の中から出ようとしなかった…
相変わらずの病院嫌い。

必死の説得で、
やっとのことで病院へ行かせると即入院となり
「ご家族の方は覚悟を決めるように」
という厳しい言葉までいただいた。

大阪の姉も呼び戻され、
母は何度も
「好きに生きてきたんだから、いいよね」と言った。

入院した当初、オレがお見舞いに行っても、
父は全く起きあがる気配すら見せなかった。
病室を出た後は毎回、
これが父の姿の見納めなのではと不安になった。

そんな父が、
初めてオレのむすこ達を病室に連れて入った瞬間、
電気のスイッチを入れたような輝きを放った。

父は体をゆっくりと起こし、
そして短く「おっ」と言った。

昔、新聞を読んでいる父が顔をあげて、
オレの運んだ晩酌のビールを見つけた時のあの顔だった。

お子様達との穏やかな空気に包まれて、
何と幸せそうな様子だろう。
もちろん、それからオレの見舞いは必ず「孫持参」となった。

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